働き方の多様化に伴い、副業の形も日々変容し続けています。中でも副業できるアプリは高い人気を誇っており、主婦や会社員、学生のお小遣い稼ぎツールとして重宝されているようです。
そこで本記事では、初心者におすすめの副業アプリを10個解説します。うまく活用すれば月額数万円程度を稼ぐことも不可能ではないので、ぜひ参考にしてください。
目次
副業アプリを選ぶ時のポイント
副業アプリを選ぶ際は、以下2つのポイントに注意すると良いでしょう。
- 安全性が高いかどうか
- 自分に合っているか
副業アプリを選ぶ際、安全性は最も重要なポイントです。信頼できる開発者によるアプリであることを確認するために、ユーザーレビューや評価をしっかり確認しましょう。無論、個人情報の取り扱いやセキュリティ対策がしっかりしているかどうかも欠かせません。
また、自分に合ったアプリを選ぶことも重要であり、保有スキルや興味、利用可能な時間を想定しつつ、具体的な副業の内容を吟味してみてください。
実際に、副業と一口に言っても短時間でできるタスク型のもの、専門的なスキルを活かせるものなど、様々な選択肢があります。自分に合った副業を見つけ出し、効率よく収入を積み重ねていきましょう。
【副業アプリの種類別】おすすめ8選
副業アプリにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を押さえることで、より自分に合った稼ぎ方が見つかるので、ぜひ参考にしてください。
- アンケート
- ポイ活
- フリマアプリ
- 写真販売
- オールマイティ型
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アンケート
アンケートは、商品やサービスをモニターとして試し、いくつかの質問に回答することで報酬を得る副業です。特定のポイントを付与されるのが基本ですが、ほとんどの場合は現金などに換金できます。
一般的な報酬相場は月に1,000〜5,000円ほどであるものの、これだけで大幅な収入アップを目指すのは難しいでしょう。片手間くらいで取り組むのがおすすめです。
マクロミル
自治体や研究機関などのアンケートに特化したマクロミルは、無料で会員登録できます。
アンケート回答の報酬は1ポイント1円相当であり、ランクアップすることで特典やキャンペーンを利用することが可能です。Web・日記形式・インタビューなど、多彩な形態が選べるのも人気の理由です。
リサーチパネル
リサーチパネルは姉妹サイトの「ECナビ」で使えるECポイントがもらえるアプリです。
1ポイント0.1円で3,000ポイント(300円)から交換が可能となり、ポイント交換サイト「PeX」を介することで現金・電子マネーへも交換できます。
ECポイントには1年3か月の有効期限が付与されているため、その期間内に使ってしまいましょう。
ポイ活
ポイ活系アプリでは、商品モニターやサービス契約などの対価としてポイントがもらえます。この中にはアンケート回答なども含まれますが、他にもネット会員登録や簡単なクリック作業などにチャレンジできるので、より初心者向きと言えるでしょう。
中には、固定回線契約などで、数万円相当を報酬として受け取れる案件もあります。
ビッコレ
ビッコレは、仮想通貨「ビットコイン」が無料でもらえるポイ活アプリです。初期投資0円で仮想通貨投資にチャレンジできる点が、初心者から大きな人気を得ています。
仮想通貨なので、いずれ価値が下がる可能性もありますが、そもそもコストをかけていなければ、大きなダメージを受けることはないでしょう。
フリマアプリ
昨今はフリマアプリも副業として大きな注目を集めています。自宅に眠る不要な家具・家電や、古本屋で見つけたレアな本などを販売するケースが多く、月収数十万円を稼ぐ方もいるようです。
ただし、取り扱う製品や運営方法次第で「古物商」などの資格が必要になる可能性もあるので、行政のルールなどをしっかり確認しましょう。
メルカリ
今や誰もが知るフリマアプリであり、簡単な操作で不用品やハンドメイド品を販売できます。ユーザー数も申し分なく、初心者に大変おすすめです。
販売手数料として売り上げの10%が徴収されるため、その点を考慮した上で値段を設定しましょう。
写真販売
スマホで撮影した写真をアプリで売却することも可能です。日常の風景や建造物を撮影すれば、そのまま販売できるので、普段から写真が好きな方には最適な副業の一つと言えるでしょう。
アクティブに販売している方は、月収数千円ほどを稼いでいるようです。
Snap Mart
Snap Martは素人の写真でも販売できるアプリで、逆に自分が購入することもできます。
不定期で賞金がもらえるコンテストも開催しているので、写真が趣味の方はぜひチャレンジしてみてください。
オールマイティ型
上記の副業に限らず、様々なジャンルをオールラウンドに取り扱っているアプリも人気です。常に案件が溢れており、実績を積むことで向こう側から声がかかるケースもあるため、積極的に活用すると良いでしょう。
クラウドワークス
副業プラットフォームとして高い人気を誇るクラウドワークスは、Webライティングや動画制作、簡単な文字起こしに至るまで、幅広い副業を取り扱っています。
まさに日本最大級の副業クラウドソーシングであり、初めてでも安心してクライアントとやりとりできるでしょう。ただし、売り上げの20%前後が差し引かれる点には注意しなければなりません。
ランサーズ
Lancers(ランサーズ)は、クラウドワークスと同じく、口コミやレビュー、ライティングにアンケート回答・モニターなど、多彩な副業を取り扱っています。
Webデザイン関連やシステム開発案件などもチャレンジできるため、クラウドワークスと並行して活用すると良いでしょう。
A8.net
A8.netは、アフィリエイト案件の仲介サイトとして高い認知度を誇ります。日本最大級のアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)であり、自分の得意分野の商材が見つかるでしょう。
逆にアフィリエイトしか扱っていませんが、ブログ記事などを書いている方は、先ほど触れた2つのプラットフォームと並行して利用してみてください。
副業アプリを利用する時の注意点
最後に、副業アプリを利用する時の注意点を見ておきたいと思います。
- 就業規則を確認する
- 詐欺案件も多い
- 年間20万円以上で確定申告が必要になる
それぞれ詳しく解説します。
就業規則を確認する
副業を始める前に、現在の職場の就業規則を確認しなければなりません。万が一副業が明確に禁止されていた場合、たとえアプリでも処分対象になり得るからです。
また、仮に副業が認められていても、業務内容が本職と競合しないか、情報漏洩のリスクはないかも検討しましょう。とにかく本業に支障がでないよう、あらゆる側面から条件を確認していってください。
詐欺案件も多い
副業アプリを利用する際は、詐欺案件にも注意が必要です。高収入を謳う案件や、事前に費用を要求するものは特に警戒が必要であり、実際に数多くの初心者が被害に遭っています。
アプリの詳細から、信頼できる情報かどうかを確認し、少しでも不審な点があれば利用を避けましょう。特に、APP storeなどの正規なプラットフォームで配信されていないアプリは、決してダウンロードしないようにしてください。
年間20万円以上で確定申告が必要になる
副業での年間収入が20万円を超えた場合は、確定申告が必要になります。
これは本業の収入と別に計算されており、万が一確定申告を怠ると、後に追徴税金が課されるかもしれません。ただし、副業に関連する支出はレシートを保存すれば経費として差し引くことができるため、領収書・レシートはしっかりと保管しておきましょう。
具体的な手順については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:副業の確定申告は必要?具体的な手続きや注意点を解説
副業アプリを使って安全にお小遣いを稼ごう
本記事では、副業で稼げるアプリを8種類解説してきました。最近はスマホアプリで簡単に副業できますが、自分に合ったツールやプラットフォームを選ばなければ、いつまでも収入は上がっていかないでしょう。
しかし、今回触れた2つのポイントを押さえて選べば、初心者でも安心して取り組めるはずです。特に、メルカリやクラウドワークスなどは知名度も高く、稼ぐチャンスも豊富なので、ぜひ参考にしてください。