コーチングは、需要の高まりとともに様々なジャンルが誕生しており、中でも「マザーズコーチング」は子育て世帯から特に注目されています。

ただ、インターネットには「怪しい」「宗教みたい」という声もあがっていることから、副業としてチャレンジを検討しつつ、今一歩踏み出せない方も多いでしょう。

仙道
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そこで今回は、マザーズコーチングの概要を解説し、評判などから実態に迫っていきたいと思います!結論から言うと、マザーズコーチングは宗教の類ではありません。ぜひ本記事で正しい認識を持ってくださいね。

マザーズコーチングとは

マザーズコーチングは、子供の健全な成長に必要な以下の要素を育むことを目的としています。

【マザーズコーチングで育てる4つの要素】

  • 自己肯定感
  • 自発的な思考力
  • 諦めない心
  • 思いやり
仙道
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子育てはまさに手探りの連続。いくら大人でも、分からないことだらけでは徐々に自信を失い、心も体も疲れてしまいますよね。

しかし、マザーズコーチングを受けると「自分はこれでいいんだ」「この接し方なら子供をきちんと育てられる」といった自己肯定感に繋がり、保護者にとっても好循環が生まれるのです。

マザーズコーチになるためのコスト

ここで気になるのが、マザーズコーチになるための料金です。

業界でも有名なマザーズコーチングスクールのトレーニング講義は、1回あたり7,000円に設定されており、特に高額というわけではないでしょう。

少なくとも、金額だけを見れば詐欺などを心配する必要はなさそうです。

マザーズコーチングは怪しい?3つの評判

ここからは、マザーズコーチングの評判から、怪しいかどうかを検証してみましょう。

結論として、マザーズコーチングは怪しい宗教などではなく、れっきとしたコーチングの一種といえます。実際に評判をチェックして、自分自身で判断してみてください。

受講して豊かな気持ちになった

小学生向きのマザーズコーチングを受けた人物は「豊かな気持ちになれた」というレビューをあげており、実に有益な講義だったことが伺えます。

ちなみに、子育てのポイントは年代によって異なるため、こうして幼児期や小学生などで分けるケースも少なくありません。

自分の成長にもつながる

マザーズコーチングの受講者は、身につけた知識が自然と頭に浮かび、子供と一緒に成長している実感が湧いたようです。

子供に関係することから、受講する保護者の真剣度も非常に高く、熱意をもってコーチングを受けている様子がうかがえますね。

マザーズコーチングが役に立った

マザーズコーチングを受講したこの方は、子供の問題に適切な対処が行えたようです。先ほど触れた4つの要素を育む上で必要な対応であり、十分に活用できていますね。

マザーズコーチングが怪しいと言われる理由

ここまで解説した通り、マザーズコーチングは子育て世帯に特化した健全なコーチングジャンルです。しかし、それでも怪しいと言われる理由としては、以下のような原因が考えられるでしょう。

  • 市場での認知度が低い 
  • コーチの活動が活発

コーチングはまだ市場での認知度が低いため、未知ゆえに不信感を抱かれる傾向です。

また、マザーズコーチングスクールのメンバーは2023年時点で3万人を超えており、精力的に活動する様子が図らずも宗教のように思われるのかもしれません。

仙道
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正直なところ、確固たる理由もなくコーチングを怪しいと評価する層は少なくありません。以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

関連記事:コーチングは怪しい!その理由5つと正統派コーチか見分ける質問集

マザーズコーチングを習得するメリット

ここからは、マザーズコーチングを習得するメリットを見ていきましょう。

社会貢献につながる

子供はまさに国の宝であり、日本の未来そのものと言っていいでしょう。そのため、コーチングを用いて健全な成長を促すことは、最終的に社会貢献にもつながるのです。

仙道
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コーチングによって自己肯定感や判断力が高い人物が増えれば、日本のビジネス市場にも好影響を与えそうですね。

子育て世帯の役に立てる

子育ては人生の一大イベントであり、保護者達は全精力を傾けて我が子の教育を行っています。しかし、その分悩みも大きくなりやすく、人によっては鬱状態になることもあるほど。

マザーズコーチングは、そんなニーズにピッタリのコーチング手法となっており、相談者からとても重宝されるでしょう。

時間の融通が利きやすい

マザーズコーチングのセッションはオンラインで完結するため、自宅から一歩も出ずに取り組めます。

さらに、1回あたりのセッションも1~2時間ほどとコンパクトなので、家事や本業とも両立させられるでしょう。

実際のところ、数あるビジネスの中でも大変時間の融通が利きやすく、副業にもおすすめといえます。

マザーズコーチングのデメリット

マザーズコーチングは、近年徐々に需要が高まっており、競争率も上がっています。市場ではクライアントの取り合いが発生しているので、自分を効率的にアピールできなければ、思うような稼ぎは得られないでしょう。

 

次章では、マザーズコーチングにおすすめの資格を解説するので、ぜひ参考にしてください。

マザーズコーチングにおすすめの資格3選

ここからは、マザーズコーチングにおすすめの資格を3種類解説します。

少しでもライバルコーチと差をつけるためにも、しっかり押さえておきましょう。

仙道
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以下の記事では、コーチングにおすすめの資格を網羅的に解説しています!あわせてチェックしてみてください。

関連記事:コーチングに必要な資格とは?種類や特徴を徹底解説

チャイルドコーチングアドバイザー

チャイルドコーチングアドバイザーは、日本能力開発推進協会が認定している資格です。

子育てに関する知識や傾聴、質問、共感などを一通り学べるので、マザーズコーチングの入門編としてもおすすめとなっています。

受験料5,600円とリーズナブルな点も大きな魅力です。

教育コーチ認定

日本青少年育成協会の教育コーチ認定は、受講者のレベルや目的にあわせて、10種類のコースから選択できます。

初級認定取得コースだけでも十分タメになる内容なので、マザーズコーチングの学習と並行すると良いでしょう。

国際コーチ連盟(ICF)

一般社団法人国際コーチ連盟日本支部が運営するコーチング資格は、世界的に知名度が高く、取得することで一定以上の知識を証明できます。

レベルに応じて3つの段階に分かれているので、まずはACCからチャレンジしてみてください。

  • ICF認定資格アソシエート認定コーチ(ACC)
  • ICF認定資格プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
  • ICF認定資格マスター認定コーチ(MCC)

マザーズコーチングは数万人の規模を誇る健全なコーチジャンル

本記事では、マザーズコーチングの評判から本当に怪しいかどうかを解説してきました。マザーズコーチングは全国数万人規模の一大コーチジャンルであり、宗教などの類ではありません。

「怪しい」と言う方は、ただコーチング自体をよく知らない可能性が高いので、あまり風評に惑わされず、自分自身で判断してみてください。